先日から、食品・食材のアップサイクルを紹介することが多いですね
以前はアップサイクルに食材が登場することは
なかなかなかったように思えます
さらに、ここ最近は大きな企業さんが
アップサイクルに力を入れることがどんどん増えてきていますね
きっとSDGsが浸透してきたこともあると思います
この流れがさらに続き生活に溶け込んでいけばいいなと思います
今回は野菜や果物などの食材、ミールキットなどを扱う
Oisixのアップサイクル Upcycle by Oisix を紹介します
Oisixは製造現場で見た目や食感などの観点から廃棄されてしまう
非可食部を加工し商品へとアップサイクルしています
こちらはどんな野菜のどの部分を加工しているかわかりますでしょうか?
ヒントは画像の左上や右下に写っています
こちらは「なすのヘタ」を加工したチップスです
冷凍揚げナスの生産工場では、年間約1.4トンものなすのヘタが廃棄されています
こちらのチップス1袋あたり約90gのフードロスを削減できます
続いてはこちらのジャムです
パッケージにも書かれていますがこのジャムに使われているのはバナナです
ですが、使われているのは「バナナの身と皮」です
丁寧に作られた有機バナナだからこそ皮まで食べることができます
従来の方法で製造されるバナナジャムは
バナナの全重量の約50%にあたる皮が廃棄されていましたが
こちらのジャムは1瓶当たり約30gのフードロスを削減できます
トーストももちろんですが、ヨーグルトにも使えますし
カレーなどの煮込み料理の隠し味にも使うことができます
またOisixではバレンタインに合わせてチョコの取り扱いも始まりました
こちらのチョコの商品名は
「ここも食べられるチョコクランチ くき&かわ」です
素材となっているのはブロッコリーの茎とだいこんの皮チップスを作る際に
生まれる端材をクランチに仕上げたアップサイクルチョコです
野菜加工を行う会社では
最大月1.5トンのブロッコリーの茎
月4トンの大根の皮が未活用の状態でした
続いてはこちらです
先ほど紹介した「なすのヘタチップス」にチョコをかけた
「ここも食べられる なすヘタチョコがけ」です
https://www.oisix.com/shop.g6–upcycle–top__html.htm
アップサイクルとは少しだけ違いますが
Oisixではいかにフードロスをなくせるか
フードロス削減レシピの紹介もしています
その中では食材を無駄にしないための保存方法の紹介や
食材の普段食べない部分や少し気になってしまう部分の説明をしてくれています
例えばさつまいもの
変色はポリフェノールの「クロロゲン酸」でアルカリ性に反応して
緑に変色する性質のものであり食べても害はありません
気になる人は水にさらしましょう
ほかにもキャベツの
黒ずみはキャベツに含まれるポリフェノールの変色によるもの
など、食材の見た目で少し気になる部分に対して
食べても問題ないという説明をしてくれています
普段は分からないまま捨ててしまっている部分でも
食べられる部分はたくさんありそうですね
https://farble.oisixradaichi.co.jp/posts/food-loss-recipe
フードロスというと食べ残しなどを中心に考えてしまいがちですが
今まで気にせず捨ててしまっていたフードロスもたくさん存在するなと感じました
Oisixが扱っている「なすのヘタ」や「バナナの皮」「ブロッコリーの茎」など
無意識なフードロスは多く存在しています
食べれるなんて知らなかった!
そんな部分がこれからさらに加工食品へ姿を変えたり
普段の食事にも取り入れらることもそう遠くはないかもしれませんね
今回もお読みいただきありがとうございました