規格外野菜を新たな食材へ

最近は食品の世界でもアップサイクルがかなり浸透してきていると思います

日本人に昔からある「もったいない」という

意識が強いからこそ、受け入れられやすいのかもしれないですね

今回は規格外の野菜のアップサイクルを紹介します

 

OYAOYA では規格外の野菜を乾燥野菜へ加工・販売しています

 

そもそも、規格外の野菜とは何でしょうか?

規格外とは味はおいしく変わらないものですが

形が悪い、決められた大きさに達していない、傷があるなど

市場に出すことが困難なものを指します

 

1農家の全収穫量のうち3割がこれにあたると言われています

国内全体では1年間で274万トンの廃棄が出ています

東京ドーム685個分とかなりの量ですね

これまでこのような野菜は直売所や加工に回ったり、廃棄になることがほとんどでした

直売所では他の農家さんとの価格競争により利益が出にくい問題もあります

それに加え、規格外を安く売ることにより

形の良い規格品が購入されなくなってしまうという問題もあります

 

「規格外の問題を解決しつつも、規格品の野菜を適正価格で売る方法はなんだろう?」

これが、今回紹介する乾燥野菜への加工につながります

規格外の野菜を乾燥野菜に加工することで、価格を下げて売る必要がなくなり

規格品への影響もなくなります

また、乾燥加工により常温で半年間持つので

野菜全体の食品ロスの減少へもつながります

アップサイクルで生まれ変わった製品がゴミになってしまっては意味がない

私自身一番気にしている点でもあります

 

農家さんの中には

「過去にも規格外野菜を使った事業に協力したが、安く買われてしまい利益が出なかった」

「事業とするならWin-Winの関係を約束してほしい」

との声があったそうです

OYAOYAは規格外野菜の問題を解決するともに

農家さんに野菜の魅力を届け、適正な価格で買い取ることを大切にし

事業に取り組んでいます

 

乾燥野菜の種類はキュウリ、ラディッシュ、ニンジン、オクラなど

様々な野菜を取り扱っています

スープの具材にしたり、炊き込みご飯にしたりなど

使い方はたくさんありそうですね

ホームページには商品の紹介に合わせ

農家さんについての紹介もありますので是非ご覧になってください

https://oyaoya-kyoto.com/

今回もお読みいただきありがとうございました

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